ダイエットとドッグフードの関係

ダイエットとドッグフードの関係

犬が太る原因として考えられるのが、おやつやドッグフードの食べ過ぎです。
避妊手術や去勢手術をした犬は、ホルモンバランスが変わるので太りやすくなります。
しかし、安易にドッグフードの量を減らす事は、かえって体調不良になってしまう場合があるのをご存知でしょうか。

犬にダイエットが必要になった時、飼い主さんの多くがドッグフードを減らして体重を落とそうとします。
人間なら食事を減らすのも有効ですが、犬の場合は栄養不足になる可能性が高いので注意してください。
例えば、繊維質やタンパク質、ビタミンや脂質といった栄養素がバランスよく取れていなければ、無理をしながらダイエットをするのと変わらない状況になります。
大型犬になると少し条件は変わりますが、犬は人よりも体が小さいので、500g減らすだけでも人に置き換えると10kg減らすのと同じくらい大変な事というのを理解してください。

ドッグフードを減らす時、カロリーが低い肥満犬用のドッグフードにした時、一番心配なのが栄養不足になる事です。
栄養不足になると毛が抜ける、毛ツヤがなくなる、皮膚病になるなど見た目の変化が起こります。
皮膚病の場合はほかの事が原因になるケースもありますが、栄養不足は骨や関節にも影響が出るので、骨折や怪我をしやすくなります。
歯磨きを徹底している犬は歯周病になるリスクも軽減できますが、栄養不足になれば歯がもろくなり硬い物を噛むと歯が欠ける事もあります。
犬のダイエットは獣医師に相談しながら進めていくのが安心です。
また、気になるドッグフードの添加物についても参考にご覧ください。